子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)は、避妊していないメス犬に多い病気で、子宮の中に膿が溜まる危険な感染症です。
放置すると命に関わることもあり、多くの場合は緊急手術が必要になります。
突然発症することが多く、飼い主が気になるのは「手術費用はいくらかかるのか」という点です。
この記事では、犬の子宮蓄膿症の手術費用や入院日数、治療費の目安について解説します。
犬の子宮蓄膿症とは
子宮蓄膿症は、子宮の中で細菌が繁殖し膿が溜まる病気です。
発情後のホルモンの影響で発症することが多く、特に中高齢のメス犬で多く見られます。
主な症状
- 元気がない
- 食欲がない
- お腹が膨らむ
- 水をたくさん飲む
- 陰部から膿が出る
症状が進行すると、敗血症を起こす危険もあります。
子宮蓄膿症の手術費用の目安
治療の多くは子宮と卵巣を摘出する手術になります。
| 治療内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 診察・血液検査 | 5,000円〜15,000円 |
| レントゲン・エコー | 5,000円〜15,000円 |
| 手術費用 | 150,000円〜350,000円 |
| 入院費 | 5,000円〜15,000円 / 日 |
| 薬・通院 | 5,000円〜20,000円 |
総額の目安
15万円〜40万円程度
※動物病院によって費用は変わります。
入院日数の目安
子宮蓄膿症の手術後は、数日間入院するケースが多いです。
| 状態 | 入院日数 |
|---|---|
| 軽症 | 2〜3日 |
| 一般的なケース | 3〜5日 |
| 重症 | 5〜7日 |
体調が安定すれば退院し、自宅で安静に過ごします。
実際の治療費例
ミニチュアダックスフンド(8歳)の例
| 内容 | 費用 |
|---|---|
| 血液検査 | 約10,000円 |
| エコー検査 | 約8,000円 |
| 手術 | 約250,000円 |
| 入院(4日) | 約40,000円 |
総額
約30万円
※費用は病院によって異なります。
子宮蓄膿症になりやすい犬
次の条件の犬は発症しやすいといわれています。
- 避妊手術をしていないメス犬
- 6歳以上の犬
- 発情を繰り返している犬
発症率は年齢とともに高くなる傾向があります。
子宮蓄膿症の予防方法
最も確実な予防方法は 避妊手術です。
避妊手術をしていれば、子宮蓄膿症の発症を防ぐことができます。
また
- 発情後の体調変化に注意
- 食欲低下や元気消失を見逃さない
といった早期発見も重要です。
ペット保険で費用はどれくらい変わる?
ペット保険に加入している場合、手術費用の一部が補償されることがあります。
例
治療費30万円
↓
自己負担 約9万円(補償70%の場合)
このように医療費の負担を減らすことができます。
よくある質問
子宮蓄膿症は自然に治りますか?
自然に治ることはほとんどなく、多くの場合は手術が必要になります。
手術しないとどうなりますか?
感染が全身に広がり、命に関わることがあります。
そのため早期治療が重要です。
再発することはありますか?
子宮を摘出する手術を行えば再発することはありません。
まとめ
犬の子宮蓄膿症は、避妊していないメス犬に多い病気で、緊急手術になるケースもあります。
治療費の目安は
15万円〜40万円程度
です。
愛犬の体調に異変を感じた場合は、早めに動物病院で診察を受けることが大切です。
コメントを残す