犬が口を開けて「ハァハァ」と息をしていると、
「暑いだけ?」「苦しそうだけど大丈夫?」と心配になりますよね。
犬のハァハァ(パンティング)は正常な反応の場合もあれば、病気のサインの場合もあります。
この記事では、様子見でいいケースと、すぐ病院に行くべき危険なサインを分かりやすく解説します。
犬がハァハァする(パンティング)とは?
犬は人のように汗をかけないため、
口を開けて呼吸することで体温調節をしています。
そのため、次のような状況では 生理的に正常 です。
心配いらないハァハァの原因
① 暑さ・体温調節
- 夏場
- 室温が高い
- 散歩後・日向にいた後
👉 涼しい場所に移動して、数分〜10分ほどで落ち着けば問題ないことが多いです。
② 運動・興奮
- 散歩や遊びの直後
- 来客・雷・病院などで興奮している
一時的なものなら、安静にすれば自然に治まります。
③ ストレス・不安
- 留守番
- 環境の変化
- 飼い主と離れた不安
この場合は、落ち着きがなくウロウロしたり、震えを伴うこともあります。
要注意|病気が疑われるハァハァ
以下の場合は、体調不良や病気の可能性があります。
④ 痛み・発熱
- ケガ
- 内臓の痛み
- 発熱
犬は痛みを隠すため、ハァハァが最初の異変になることもあります。
⑤ 心臓・呼吸器の病気
- 心臓病(心不全など)
- 肺炎
- 気管虚脱
- 肺水腫
これらは 進行すると命に関わることもあるため注意が必要です。
⑥ 熱中症(緊急)
- 激しくハァハァする
- 舌が真っ赤、または紫色
- ぐったりして動かない
👉 すぐに冷却+動物病院へ連絡してください。
すぐ病院へ行くべき危険なサイン
次の症状が1つでもあれば、様子見せず受診をおすすめします。
- 安静にしてもハァハァが止まらない
- 呼吸が浅く速い
- 苦しそうで横になる
- 舌や歯ぐきの色が紫・白っぽい
- 元気がなく食欲もない
- 咳・震え・失神がある
特に 高齢犬・子犬・心臓病持ち は注意が必要です。
自宅でできる応急対応
病院へ行くまでの間は以下を意識してください。
- 涼しく静かな場所へ移動
- エアコンや扇風機で温度調整
- 無理に水を飲ませない
- 呼吸数を1分間測ってメモ
※ 苦しそうな場合は、応急対応より受診優先です。
ハァハァが続くと医療費が高額になることも
呼吸や心臓のトラブルでは、
- レントゲン
- 血液検査
- 酸素室
- 入院・投薬
などが必要になり、数万円〜十万円以上かかるケースもあります。
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まとめ
犬のハァハァは、
- 暑さ・運動・興奮 → 様子見OK
- 安静でも続く・苦しそう → すぐ受診
が判断の目安です。
「気のせいかな」と放置せず、
少しでもおかしいと感じたら早めに動物病院へ相談することが大切です。
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