犬が首を傾けたまま戻らない、頭をかしげた状態が続いていると、
「かわいい仕草?」と思う反面、何かおかしいのではと不安になりますよね。
犬が首を傾ける症状は、癖や一時的なものの場合もありますが、
内耳や脳の病気など、早めの受診が必要なケースも少なくありません。
この記事では、犬が首を傾ける主な原因と、
すぐ動物病院へ行くべき危険なサイン、
飼い主が注意すべきポイントを分かりやすく解説します。
犬が首を傾ける主な原因
一時的・心配いらないケース
以下の場合は、短時間で自然に戻ることがあります。
- 音や声に反応して首をかしげている
- 一時的な違和感
- 寝起き直後
首の傾きがすぐ戻り、元気・食欲に問題がなければ
様子見できることもあります。
注意が必要な原因・病気
前庭疾患(ぜんていしっかん)
犬が首を傾ける原因として最も多い病気の一つです。
- 首が常に傾いている
- ふらつく
- ぐるぐる回る
- 目が左右に揺れる(眼振)
特に高齢犬に多く見られます。
内耳炎・中耳炎
耳の奥の炎症によって、
バランス感覚が乱れることで首が傾きます。
- 耳を気にする
- 頭を振る
- 耳が臭う
といった症状を伴うことがあります。
脳・神経の病気
- 脳炎
- 脳腫瘍
- 脳出血
首の傾きに加えて、
意識障害・けいれん・歩き方の異常が見られる場合は注意が必要です。
強いストレス・痛み
まれに、
- 強い不安
- 首や体の痛み
が原因で首を傾けることもあります。
すぐ動物病院へ行くべき危険なサイン
次のような症状が1つでも当てはまる場合は、早めの受診をおすすめします。
- 首の傾きが数時間以上続いている
- 急に症状が出た
- ふらつきや転倒を伴う
- ぐるぐる回る
- 目が左右に激しく動く
- 嘔吐・けいれん・意識がぼんやりしている
- 元気や食欲がない
自宅でできる対応と注意点
病院へ行くまでの間は、以下を心がけましょう。
- 無理に歩かせない
- 静かで安全な場所で安静にさせる
- 階段や段差を避ける
- 症状の様子を動画で撮る(診察時に役立つ)
※ 首を無理に戻そうとするのは NG です。
犬が首を傾ける場合の医療費の目安
原因により、
- 耳の検査
- 血液検査
- レントゲン
- MRI・CT検査
などが行われることがあります。
症状によっては、
数万円〜十万円以上の医療費がかかるケースもあります。
▶ 犬の医療費はいくらかかる?通院・検査・入院の費用目安はこちら
まとめ|犬が首を傾けるのは重要なサイン
犬が首を傾ける症状は、
一時的なものから、内耳・脳の病気など重い原因までさまざまです。
特に、
- 傾きが戻らない
- 他の症状を伴う
- 高齢犬で急に始まった
場合は、早めの受診が安心です。
「少し変だな」と感じた飼い主さんの直感は、
愛犬の異変に気づく大切なサイン。
迷ったら、動物病院へ相談しましょう。
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